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zoom RSS ドリアンは香港に似てる?!「ドリアンドリアン」

<<   作成日時 : 2004/10/04 23:14   >>

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【映画データ】2000年 香港
監督: フルーツ・チャン
出演: チン・ハイルー マク・ワイファンウォン・ミン ヤン・メイカム マク・シュエウェン

【ストーリー】
香港の路地裏ポートランド・ストリート。そこは香港での成功を夢見てやって来た出稼ぎ労働者が多く住む猥雑で活気に満ちた場所。中国東北部・牡丹江から就業ビザでやってきたイエンは、ジャンクフードをもりもり食べながら体をはって稼ぎまくっていた。寝る間も惜しんでは男に体を売り続けるイエン。あっという間にビザの期限が切れ、イエンは故郷の牡丹江へと帰っていく。大金を手に戻ったイエンに、何も知らない両親は上機嫌。親戚たちからも、自分の娘を“南方”へ連れってほしいと頼まれ複雑な心境のイエンだったが…
http://kadokawa-daiei.com/DURIAN/opening.html
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フルーツ・チャン監督の映画を見ているといつも繰り返し登場するものがあります。。
それは大陸出身者、身体の一部が無い方、裏通り、貧困・・・です。

「メイド・イン・ホンコン」「ハリウッド・ホンコン」もかなり同じテイストの映画でしたが、新人や素人の役者さんを使い、映画撮影というよりはまるで家庭用ハンドカメラを片手に一般人の日常を撮っているような。。。「ハリウッド・ホンコン」ではかなりBGMに凝っていましたがこの映画では特にBGMは無し。ただ、劇中最後あたりで北京語で歌われる「なぜ働くの?〜〜」という日常的な歌詞の歌は気になりました。歌詞が日常的なわりにメロディがすごくポップで明るい(笑)。

私がフルーツ・チャン監督の映画を見たのは3本目ですが、最初は身体の一部が無い方を見ていちいち引いていました。しかしその人達が活気溢れる香港の街を往来しながら自分を悲観するでもなく、むしろそれが為に一所懸命普通以上にビビッドに生きてる様を見て元気をもらいました。この映画でも片足の不自由なお父さんはおそらく素人の役者さんだと思うのですが、ビジュアル的にごまかしが効かないだけにインパクトがありました。

大陸から労働ビザで働きに来ていて、ビザが切れるのを恐れながら綱渡りで身体を張って稼ぐ娘。
こちらもよくあるモチーフではありますが、その割り切りの良さ、バイタリティ、にはいつもながら感心します。
彼女たちの目指すものは香港でいい暮らしをすることではなく、必ず何年かの後、故郷へ帰っていく。。。
大陸で待っている家族を背負うとい宿命が彼女たちにはあるのです。

そして何と言ってもこの映画の題名になっているドリアンが登場するのは香港の下町裏通り。売春の元締めのチンピラ風の男の子が何者かにドリアンで頭を殴られて気絶してしまいます。よりによって人によって好き嫌いが別れるところのドリアンで殴られるとは。。裏通りでこの男の子に絡むのは足の不自由なお父さんの家族。皿洗いをして生計を立てている。そしてここでも黒のゴム手袋、ピンクのゴム手袋が登場するのです。。決して日本ではお目にかかれない憧れの黒ゴム手袋(笑)。
香港のスーパーでも入った瞬間鼻を突く(笑)ガスっぽい匂いがすると必ずドリアンが売られているように、結構日常的なものなのです。
買う人はその味に取り憑かれたかのように頻繁に買う、けど買わない人は一生買わないかも知れない。
狭い香港で身体を売って働く彼女達にも会う人は会うが、会わない人は一生会わないかも知れない。
そんな刹那的なところをドリアンになぞらえているような気がしてなりません。

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