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<<   作成日時 : 2006/02/22 00:05   >>

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2006年2月3日(金曜日)

香港での最初の朝。なんとなく寝不足かと思いきや、頭はすっきりしている。
きっと短時間で熟睡したに違いない。
時計を見るとすでに8時を回っている。朝ごはんを食べに行かなくては。

ホテルのある旺角エリアは安いお粥やさんや食べ物やさんがひしめいており、食べるには困らない。
安い上にとびきりおいしいのだ。

ホテルから数十メートル歩いて砵蘭街(ポートランド・ストリート)に出る。
余談だが映画「無間道」(インファナル・アフェア)でサムがタイ人と麻薬の取引をしていた
あたり・・・・山東街もこの近くだ。いつもこのあたりを歩くときは、あの映画のシーンが頭をよぎる。

とある茶餐庁(ちゃーちゃんてん:安くておいしい香港式食堂)にはいる。
やはり初日の朝はお粥と決めていたのだが、あいにくお粥はないという。
それならマカロニスープに決まり!!というわけでマカロニスープセットを頼む。
スープは中華とも洋風ともつかない味なのだが、私はなぜか好きで
これを食べると「ああ、香港に来たんだなあ」と感涙にむせぶのである。
一緒に出てきたミルクティーが激うまだ。さすがに元英国領だと思わざるを得ない。

おなかがすいていたので、あっという間に平らげ店を出る。
さらにMTR(地下鉄)の駅のほうまで歩くとランガム・プレイスというショッピングセンターがある。
おととし、この一角にあるホテルに泊まったことがあるのだが、それはもうすばらしいビューであり、
部屋にはDVDつきのプラズマテレビまであったのだった。なのに今回はプラズマどころか
ネットにもつなげない部屋・・・と思うと少々情けなかったが、人間、同じことばかり
繰り返していても成長がない。アジアをより感じるためにはあのホテルでいいのだ、と自分に言い聞かす。

ランガム・プレイスは複合ショッピングセンターであり、中には映画館もある。
ここへ行った目的は映画を見ること。
おりしも旧正月のちょっと後だったので、まだお正月映画をやっていた。
事前に雅虎香港(YahooHK)で何をやってるか調べておいたが1、ラッキーなことに
マクダルというコブタのアニメの実写版!?をやっていた。(祝!!3月11日より日本でもマクダルアニメ公開!!)
さっそくチケット売り場で券を買う。しかし「マクダル」と日本式に「マ」にアクセントを置くとなかなか
通じない。そうっかー、「マクドナルド」でも真ん中の「ド」にアクセントを置かないと通じないのと一緒か。
反省をしながらエレベータに乗り込む。
前回行ったときには気づかなかったのだが、映画館直通のエレベータがあるのだ。

日本の映画館と違うな、と思ったのは香港の映画館って開演ギリギリにならないと
ホールに入れてくれないのね。予告編があるのはおんなじだけど。
映画が始まる。広東語音声、広東語書き言葉&英文字幕でかなり読解に苦しむ。
アニメのマクダルは愛くるしい。日本でブレイクするかどうかは疑問だけど。
次から次から出てくる豪華な出演者を見て堪能しました。、かなり人件費かかってるな。
華やかで面白かった。というのが正直な感想。

映画が終わる。
日本の映画館のように来た道を帰るシステムではなく、ホールの出口からそのまま別の出口に繋がっている。
これは英国と同じだそうだ。
映画館は8階にあるので降りながら中のテナントを見て楽しむ。だが、旧正月の関係か、しまってる店多し。
「Hara Michiyo」という店を発見。うちの叔父の名と一字違い(笑)。いったんホテルへ帰り、休憩。
昼もとうに過ぎているのだが、まだベッドメイクは来てなかった。
昨晩、毛布一枚では寒かったのでもう一枚くれるよう、フロントにリクエスト。
そしたら「取りに来てくれ」との返答。
やれやれ、と思ったが、これもアジアを感じるため。(笑)16階からフロントに下りる。
ネットができないので、国際電話を申し込むと「エレベータの横に公衆電話があるだろ、あれでかけられるから」
との丁寧なお答え。「10ドルコインを先に入れてね」どうもご親切に!!
筋金入りのアジアントラベラーへの道は険しいのだ。
アディショナル毛布(笑)もセットが済んだところでハタ!と気づく。
私が予約をしたのはたしか「デラックスルーム」ではないか?手元の控えにも確かにそう書いてある。
再びフロントへ下り、控えを見せて直談判!!フロント男子はしばしパソをたたいたり、書類を見たりして
確かめていたが空いている部屋をすばやく探し出し、そこへ移ってもいいとのこと。
鍵とリモコンをもらい、部屋に帰る。スーツケースやら洗濯物やら毛布やら、どうやって抱えてきたのか
まるで覚えていないが、とにかく新しい部屋へと向かった。

新しい部屋はたしかに昨日に比べると雲泥の差でデラックスだ。なんとスーツケースを広げる余裕があるし、
バスルームには光がさしている。素晴らしい!!部屋は狭いが掃除は綺麗にしてあって気持ちがいい。
ほっとしたのもつかの間、再び私は町へ繰り出すことにした。

あえて今回は地下鉄は極力使わない、と決めているので尖沙咀行きのバスに飛び乗る。

今日は香港在住のMixi朋友二人と会う約束である。
Mixiのサイバーな空間で出会い、まさか異国の地で実際に会うことになるとは!!
ほんとにインターネットはすごい!!といまさらながら思う。

私は来港するまでに香港在住のEさん、S君とは何度かメール交換をした。
二人とも、「会いたい」という突然の私の申し入れを拒まず、快く受け入れてくれた。
そして私の希望のレストランまで予約しようとしてくれたのだ。
私が行きたかったそのレストランは映画「天使の涙」で金城武が働いているという設定の
日本食レストラン。Eさんは何度か予約の電話をしてくれたようだが、旧正月で休んでいるようだった。

想定外の展開に私は戸惑った。日本料理店以外の店を考えていなかったからだ。
でもEさんはすかさず、香港政府観光局(キャッ!!アンディ・ラウの映像もあるのねっ!!http://www.discoverhongkong.com/jpn/interactive/video/index.jhtml#
からもらってきてくれたパンフを出してホンハムの「チャイラン美食坊」の「鼎泰豊」をすすめてくれる。

Eさんと二人、待ち合わせ場所地下のマクドナルドの椅子でくつろぐ(笑)
しばらくすると仕事帰りのS君が息せき切ってやってきた。
三人とも、お互いに初対面なのに、すぐ私たちだとわかったようで、こちらに歩いてくる。
ちょっとドキドキな瞬間。こうして網上でしか話したしたことがなかった3人はバスでホンハムに向う。

およそ10分ほどで「チャイラン美食坊」到着。
チャイランとは日本でいうと山本益博氏みたいな存在のようで、その氏が
自分のセレクトでテナントを選び、グルメビルを作ってしまった。
何を隠そう、前を隠そう、私はここの「鼎泰豊」の前までは2回来たことがある。
しかしながら時間が合わず、結局一度も入れずじまいなのだった。
今日、まさか入ることになるとは!!これまた想定外の展開だった。

週末だというのに、待つこともなく席に案内された。
日本の鼎泰豊と違ってものすごく広く、お客さんでいっぱいだ。

メニューを渡される。
日本人だけだと解読に四苦八苦するところだけど、こういうときは現地の友達がいるのがありがたい!!
スラスラと広東語オンパレードで注文をすませてくれる。
現地の「ブルーガール」ビールのプロモーションガールが寄ってくる。
ビールを頼むとくじ引きがあるそうだ。
一本頼んでくじを引くと中華風のストラップが当たった!!

鼎泰豊といえば、日本でもおなじみ「小龍包」が有名だ。
その他、くらげの和え物、干し豆腐の和え物、豚肉の揚げ物、
海老の炒め物、タンタンメン。。。ものすごい量だ!!!

食べながらいろいろな話をした。お二人は日本語がとても上手で
私の広東語はほとんど出る幕がない。
主に日本映画の話。私は香港映画ばっかり見ているし、お二人は日本映画ばっかり
見ているし(笑)。どうにも面白い状況。
S君はとくに「電車男」を絶賛しておられて「萌え〜」「エルメス〜」もマスターしておられる。
Mixiのサイトで読んで「電車男」は日本文化の基礎知識としてみておかなければ、と思っていた。
しかし運悪く貸し出し中だったので見てこなかったことを激しく後悔。(帰国後、劇場版は見たが激しく面白かった!)
Eさんは「大奥」のファンだ。
私は時代劇は「大岡越前」「遠山の金さん」「水戸黄門」あたりで止まっている。子供のころに
無理やり親に見さされていたのだ。大人になってから再放送を見ても、それなりに面白いとは思うのだが
あえてDVDで見るほどでもない。最近の時代劇は若い俳優、女優も出ていて面白いんだろうな。
とその程度の知識しかない。またまた日本文化の知識不足だ。

私は日本の「鼎泰豊」に3回ほど入ったことがあるが、それほど感動を覚えなかった。
だけど、ここは激馬!!!いままで前まで来ながら入れなかったことを激しく後悔した。
「観光客向け」というタクシーの兄ちゃんの言葉も訂正。現地の人も多かった。
それだけ舌の肥えた香港人にも支持されているのだろう。

すっかり酔っ払い、おなかもいっぱいになってトイレに立った。
帰ってみるともうS君が会計を済ませてくれていた。
ずっと年下のS君におごっていただくなんて、なんだか申し訳ない気がしたが、
聞くところによると香港では「割り勘」という習慣がない。
ここは素直にご馳走になることにした。
チャイラン美食坊を後にし、デザートを食べてないことに気づいた。
また尖沙咀までバスで戻り、「許留山」(ホイラウサン)というデザート屋に入る。
ここはもう、マンゴ好きの聖地!!日本のデザート屋のようにおいしいが高いのはナンセンス!!
ここはおいしくて安いのだ。とくに私はマンゴーにアイスクリームやらシャーベットやら
ツバメの巣やら白玉やらが乗っている系のデザートに目がない。香港に来たら太るのは仕方ないので(笑)
一日二回は来てしまう。「許留山命」なのだ。
普段から安いのに日替わりで安いときがあったりして、これまたたまりません。
「許留山」の創始者を私は心から尊敬する。許留山があって、ほんとうに香港の人は幸せだと思う。

3人が3様なデザートを楽しみ、おなかもかなりいっぱいになった。
すでに時間は夜10時を回っている。Eさんは明日仕事だというし、あまり遅くなってもいけない。
会計をして出ようとしたが、Eさんにご馳走になってしまった。ほんとに嬉しいやら申し訳ないやら。。。
でもなにせ、香港には「割り勘」という言葉がないのである。ここは再び気持ちよくご馳走になることにした。

夜も10時を回ったというのに、尖沙咀の繁華街はどっと混む。週末だからということも
あるだろうが、それにしても混みすぎだ。金曜日夜の銀座のざっと2倍くらいの混みようである。
ほんとに香港の人はエネルギッシュだ。
一軒のVCD屋が目に入る。遅いから明日にしようと思ったがEさんのオススメもあって入ってしまった。
VCDをみつけると見境なくなる私。でも購入は二枚にとどめた。

地下鉄で帰ることにしたのでEさんと私、そしてS君はここでお別れだ。
S君はミニバスで帰るらしい。かたく握手をして別れる。
「今日はほんとにありがとう!!」感謝の気持ちでいっぱいだった。
またMixi上でお話することを約束する。

私とEさんの地下鉄の方角は反対だ。Eさんは香港島方面へ。私は旺角へ。
すでに電車が入ってきていたので後ろ髪引かれながら私が先に乗り込む。
閉まる扉の先で手を振るEさん。会ってる時間が楽しかっただけにちょっとほろっとする。
王家衛の映画「ブエノスアイレス」の最後のセリフ、
「会おうと思えばいつでも会える」を思い出した。
香港と日本はブエノスアイレスよりもずっと近いじゃないか。

ホテルへ帰り着く。
昨日よりも倍は広い部屋。なんだか嬉しくなってテレビをつけながらシャワーを浴びる。
テレビは全編広東語バージョン。抑揚のある響きが疲れた体に優しい。
抑揚のある日本語=関西弁ネイティブだからそう思うのかもしれない。


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