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zoom RSS 12回目の一人旅 香港如月日記 (2)

<<   作成日時 : 2007/04/17 23:37   >>

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今回の旅では、チョイさんというナビゲーターがいるのだった。
チョイさんとはとあるコミュニティーサイトで知り合い、私がメールを出したのがきっかけでしばらくメール交換をしていた。「香港に来るときは連絡を下さい。色々ディープな所を案内しますよってに」。香港在住なのに大阪弁?それもそのはず、チョイさんは日本、それも奈良育ちの香港人だったのだ。

待ち合わせのランガムプレイスホテルのロビーでは、すでに先客がふかふかのソファに座ってくつろいでいた。フロントとソファの間の空間に突っ立っているのもなんだか格好が着かないので、ソファの空いたところにちょこっと、座らせてもらうことにした。中国本土からの観光客だろうか?北京語でしゃべっている。ここ数年、中国本土からの観光客が増えた。DFSに限らず、香港のそこいら中にこだまする北京語。広東語のサウンドとの違いに違和感を感じていると、サラサラヘアの男性が声をかけてきた。私はうなづくと、椅子から立ち上がった。

彼のルックスはちょっとメールの文面のイメージとは違ったが、やんわりとした関西弁は健在だった。
「やあ、こんにちは。どこ行きましょか?上海街で正月の飾りでも見て歩きます?」
明らかにネイティブな彼の関西弁に少しほほえみながら、ホテルを後にする。

旧正月が近いせいか、上海街には正月の飾り付けを売る露天が並んでいる。
上海街といえば、夕方には市場が立つが、正月の飾りも売っているのは初めて見た。
お年玉を入れる赤いポチ袋と小さなカレンダーを買う。

おりしも夕方なので、食材を買う人やら正月用品を買う人やらですごい人だ。
でも同じ旺角でも電脳中心のあたりを歩いている人たちとは客層が違う。
ネイザンロードをはさんで、ぱっきりと分かれているのだった。

我々はその電脳中心のビルに来た。
目的は広東語入力用のPCキーボードを買うこと。
日本語のようにスペースバーで目的の文字を選ぶのではなく、
広東語の入力は「チョンキ」という部首と残りを組み合わせたような入力法が
スタンダードなのだという。そのために部首を索引するための辞書まで要るというのだ。
果てしなく面倒くさそうだが、一度経験してみたかったので、小さなキーボードを買った。
先はものすごく長いのに、なんだかすらすら広東語を打てるようになった気分。

電脳中心を後にすると、もう日はすっかりと西に傾いていた。
我々は尖沙咀に向かうバスに乗る。

今夜のディナーは印度料理。
チョイさんの知り合いのやっている店だという。
メニューを見ると、英語でも、広東語でも書かれてはいない。
タミール語であろうか?印度の現地語でのみかかれている。
ビジュアルが想像できない人のために、料理の「写真集」がある。

豆のカレーとか、カリフラワーのカレーとか、ナンや豆で作ったせんべいだとか
日本の印度料理店でもおそらく体験できないであろう、ディープなメニューが並ぶ。
カレーは想像通り辛かったが、豆のせんべいを割り入れて食べるとマイルドになるんだよ、
と元バックパッカーで、南インドをよく旅行していたというチョイさんが言う。

辛さに少々疲れた舌には、マンゴー味のラッシーがやさしい。
ふと見ると客席は満席。
なるほど味がいいだけあって、流行るのだな。

インド料理店を後にして、またネイザンロードを渡る。
海のほうへ向かって歩く。
目的は夜8時からの「シンフォニー・オブ・ライツ」だ。
まあ、いわば、光とレーザーのショウなのだ。

今まで何度かホテルの部屋の窓からは見たことがあるが、
こんなに間近で見たのは初めてだ。
8時になるとアナウンスが流れる。
香港島のビルのてっぺんからレーザー光線がランダムに流れる。
色とりどりのサーチライトもにぎやかに空を照らし、すごい迫力だ。
しかし、ディズニーランドのようなファンタジーではなく、あくまでショウだ。

しばし幻想的なショウを見ていたらなんだか喉が渇いた、ということで
パシフィック・コーヒーに入る。スタバよりも私好みのメニューがあり、少し安い気がする。
オススメはなんといってもマンゴー・ジュース。こってりと濃厚で美味い。
マンゴー・ジュースを飲みながら、しばし歓談。
流暢な大阪弁でチョイさんは自分の昔話をはじめる。

お仕事は日本語の講師をしているそうで、講義は英語を使うんだそうだ。
香港に移住して6年ほどになるが、いつも英語を使っているため、
広東語の上達が遅いと嘆く。
日本語と英語もすでに完璧なのに、この上広東語まで!
香港のインターナショナルな部分を見せつけられてしまった。

日本ではバイリンガルでも珍しいが、香港ではバイリンガル、トライリンガルな
人などは掃いて捨てるほどいるのだ。これはただ語学の才能があるというだけで
なく、使う機会が多いかそうでないか、ってことか?

そういや、香港では若者が英語を流暢にしゃべる。
もちろん例外もあるけれど、英語を抵抗なくしゃべれる人が多いような気がするのだ。
教養ではなく、コミュニケーションツールとして定着している。
これは大いに羨ましい。街が環境を作ってくれてるんだから。

いろんな話をして、チョイさんと別れる時間が来た。
空港の対岸に住んでいるというチョイさんはバスで帰るという。
私も途中まで一緒に帰ることにした。
夜も遅いというのに、バスは結構満席だ。
仕事の後の限られた時間をエンジョイしている人が多い。
金曜日の夜だからなおさらだろうか?

バスを降りると旺角の街は「人口密度世界一」の記録を更新しているかのように、
人で溢れかえっていた。

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